
「最近電気代が高い…なんとかしたい!」
そんな思いから、私は新電力の「シン・エナジー」に乗り換えました。
単価は安い、解約金なし、キャッシュバックもついてくる──
「これしかない」と思って契約したのに、結果はまさかの“電気代アップ”。
実際に使ってみてわかったのは、単価の安さだけでは電気代は決まらないということ。
市場価格に連動する「調整費」や、あとから乗っかってくる「容量拠出金」など、見えにくいコストがあったのです。
本記事では私の体験をもとに、
- なぜ電気代が想定より高くなったのか?
- 新電力の“見えにくいリスク”とは?
- どうすれば電力会社選びで失敗しないのか?
を、解説します。
✅「乗り換え前に見るべきポイント」
✅「失敗しない電力会社の選び方」
🔻先に結論を知りたい方はこちら
※本記事は私の体験に基づいた事実について紹介をしています。
電気使用量が少ないご家庭など、条件によってはシン・エナジーが有利なケースもあります。
→「シン・エナジーを活かす条件」については別記事で詳しく解説します!(準備中)
なぜシン・エナジーを選んだのか?
私は当初、電気代を安くすることを目的に、新電力の「シン・エナジー」へ乗り換えました。
- 従量料金がとにかく安かった
- 初期費用・解約金なしで気軽に試せた
- 14ヶ月契約でキャッシュバックもあった(おまけ程度)
さらに、当時は燃料費調整額が高騰していた時期で、どの会社も多少の価格変動は避けられないだろうという判断もありました。

「どうせ変動するなら、単価が安い会社のほうが結果的にお得になるはず!!」
実際に、最初のシミュレーションでは月に2,000円近く安くなると想定していました。
このシミュレーションの想定条件は、2024年初頭の料金水準──つまり、まだ電源調達調整費や容量拠出金など
新電力会社独自の“追加料金”がなかった頃の価格帯です。
(実際の料金推移は次項のグラフで紹介します)
新電力を半年間使ってみた結果【想定外の高価格】
インフレが進行する一方で家計費用が膨らむ昨今。
固定費を下げて生活を楽にしたい、と、誰もが思うはずです。
私も例に漏れず少しでも生活を楽にしたい、と思い電力会社の切り替えに着手しました。
今回はエネチェンジを使用して業者を選定しています。その時の様子はこちらの記事をご覧ください
- 単価が圧倒的に安かった(kWhあたりの料金が他社より低い)
- 基本料金も比較的安め
- 解約金なし
- キャッシュバック特典あり(14ヶ月契約で4,000円)
- 燃料費調整額はどの電力会社もあるので、そこまで気にしていなかった
エネチェンジでのシミュレーションの結果、月2,000円ほど安くなる予定 でした。
「これは乗り換えない理由がない!」 そう思って、迷わず契約しました。
乗り換えて半年「あれ?電気代、高くない?」
シン・エナジーに切り替えた当初、確かに安くなっていました。
(電気代が安くなってニヤニヤしていたのは秘密。)
しかし、2024年8月分の明細を見て軽く違和感を覚えます。
こちらが2024年の電気料金推移です。
電気使用量の実績がわかっているため、契約していない電力会社の料金も推定し、グラフに含めています。
元々契約していた電力会社がENEOS電気、関東地方トップの東京電力、今回変更をしたシンエナジーの契約条件を確認の上、仮に電力会社を切り替えなかった場合と新電力へ切り替えた場合の電気料金比較をグラフにしています。


あれなんか・・電気代高くない・・??
単価は安くなったんじゃなかった・・???
その後半年間我慢したのですがやっぱり高い。
このデータを見てわかること
✅ 2024年7月までは確かにシンエナジーが一番安かった
✅ 2024年8月からなぜか急激に価格が上昇している
✅ 最終的にはENEOS電気や東京電力とほぼ同じ水準、もしくは高くなってしまっている
「安くなるはずだったのに、なぜこんなことに?」
何が原因だったのか?コスト構造の「落とし穴」
結論から言うと、「隠れコスト」の影響で逆に高くなっていたんです。
私が契約していた「シン・エナジー」は、基本料金やkWh単価はたしかに安い設定でした。
しかし、契約当初には想定していなかった“見えないコスト”が、あとから追加されていたのです。


電力調達調整?再生可能エネ??容量拠出???
なんか聞いたことのない料金項目が増えているの・・ですが・・!?
実は自社で発電設備を保有している大手電力会社とそうでない新電力会社ではコストの構成が異なっています。
新電力会社では新しい項目による加算が発生しており、結果的に高くなってしまっていた模様。
エネチェンジでの比較の時にもこの辺はあまり前面に押し出されていませんでした。
2024年の前半は、シン・エナジーがもっとも安かった時期でした。
しかし、8月以降、容量拠出金と電源調達調整費が導入されたことで、料金が一気に上昇。
月によっては以前契約していたENEOS電気の方が安くなる逆転現象も起きました。
※グラフでは、使用量が多い月ほどこの影響が顕著に出ています。
「基本料金+従量単価」だけで比較しても、総支払額では新電力が高くなることもあるのです。
さらに、これらの費用は毎月の明細に小さく記載されるだけで、契約時には見えづらいという点も、注意すべき落とし穴でした。
🔻 今回見落としていたポイント
① 容量拠出金(2024年4月から導入)
2024年から始まった新制度。新電力の多くがこの費用を「利用者に転嫁」する形にをとっており
月額数百円〜、電気使用量に比例して上乗せされています。
- 電力会社が発電所を維持するために必要な費用を利用者が負担する仕組み
- 大手電力は企業負担、新電力はユーザー負担
- 使用量に比例して増える
📌 「乗り換え時にはなかったコストが追加され、電気代が高くなった!」
② 電源調達調整費(2024年8月から導入)
新電力が電力市場から仕入れる際のコスト変動を、そのまま料金に上乗せする仕組み。
卸電力市場の価格に連動して変動する。市場価格が高騰すると、そのぶん毎月の電気代が跳ね上がる可能性がある。
- 市場価格の変動に応じて、電気料金が増減する仕組み
- 大手電力は存在しない費用、新電力はユーザー負担
- 市場価格が上がると、電気代も跳ね上がる!
📌 「市場価格が上がると、電気代も青天井!」
③ 燃料費調整額の上限なし
大手電力では上限があるが、新電力では市場価格がそのまま反映されるため、高騰リスクが大きい。
- 大手電力は一部プランは上限あり → 価格急騰を抑えられる
- シン・エナジーは上限なし → 燃料価格が高騰すると即反映
📌 「電力市場が荒れると、新電力は一気に高くなる!」

電気料金は「単価だけ」では決まりません。
“あとから追加されるコスト”が、実際の総支払額を大きく左右するのです。
後悔しないための選び方【チェックリスト+フローチャート】
「新電力は危険なの?」と思うかもしれませんが、正しく選べばお得なプランはあります!
まずは要因を改めて分析してみましょう。
先のグラフを見てみると昨年の前半はシン・エナジーが最安になっている、というのはわかっているのですが
追加コスト導入以後、11月も最安値となっています。
【ポイント1】大手と新電力では“請求されるコストの中身”が違う!
【ポイント2】電源調達調整費・容量拠出金はどちらも従量課金(使った分だけ増える)。
【ポイント3】使用量が増える夏・冬のピーク時に、一気に料金が跳ね上がるリスクがある。
つまり、一定以下の電力使用量の場合には今のコスト構造でもシン・エナジーが最安値となるわけです。


このグラフを見ると350kwあたりに境界線がありそうですね!
契約前に確認すべき3つのポイント【チェックリスト】
以下の項目、あなたは全て「YES」と言えますか?
□ 月々の電気使用量(kWh)は大体わかっている
□ 契約中の電力会社名・プラン名を把握している
□ 電気料金の内訳(燃料費調整額・容量拠出金など)を見たことがある
□ 使用量によって月ごとの料金が変動している実感がある
□ 過去1年以内にプランの見直しや比較をしたことがある
1つでも「NO」があった方へ:
→ このあと紹介するフローチャートで、あなたに合うプランタイプを見つけましょう!
電力会社の最適プランが見える【診断フローチャート】
「どの会社が自分に合ってるの?」と迷った方は、まずこのフローチャートを試してみてください!





Q1. 電気の使い方が同じでも、月によって料金が大きく変わるのはイヤ?
- ✅ YES(料金はできるだけ安定していてほしい)
→ A:大手電力(燃料費調整額の上限あり) - ❌ NO(安くなるなら多少の変動はOK)
→ Q2へ
補足解説:
市場連動型のプランでは、「使っている電気の量が同じでも」料金が大きく変わることがあります。
特に2022年のように市場価格が高騰した時には、単価が2〜3倍、月5,000円以上アップした例も。
リスクを避けたい人は、上限がある大手電力が安心です。
Q2. 「単価が安いからお得そう」とだけで選んでいませんか?
- ✅ YES(電力会社ごとのコスト構造も理解している)
→ Q3へ - ❌ NO(単価やキャンペーンだけで判断している)
→ A:大手電力 or 調整費の少ない新電力(安定志向向け)
補足解説:
新電力には、電源調達調整費や容量拠出金といった追加コストが発生するプランもあります。
表面上の単価が安く見えても、使用量が増えると大手より高くなるケースがあるので注意が必要です。
Q3. 短期的なキャンペーンやキャッシュバックが重要?
- ✅ YES(初期費用を抑えたい・短期間でもお得になりたい)
→ A:特典付きの新電力プランを検討
※市場価格が落ち着いている時期なら、市場連動型も有力 - ❌ NO(長期的な安定やトータルコストを重視したい)
→ Q4へ
補足解説:
ギフト券やキャッシュバックがもらえる新電力もあります。
「1年だけでも電気代を下げたい」なら、特典狙いで動くのも戦略のひとつ。
市場価格が安定していれば、市場連動型でもメリットが得られます。
Q4. 今の自分の電気の使い方に合ったプランを選べていますか?
- ✅ YES(契約内容や使用量を把握している)
→ A:使用量・ライフスタイルに合わせて選ぶ! - ❌ NO(明細や契約条件をあまり見ていない)
→ A:まずは契約を確認!比較サイトで診断してみよう
補足解説:
- 一人暮らしや在宅時間が短い人 → 使用量が少なければ新電力も有利
- 子育て世帯や在宅ワーク中心 → 使用量が多ければ大手電力が安定
まずは契約明細で、容量調整費・電源調達調整費の有無や、使用量(月間kWh)をチェック。
そこから自分に合った選択肢が見えてきます。
結論:新電力は単価の安さだけで選んではダメ!
今回の経験から学んだことは、「単価だけ見て安易に乗り換えると痛い目に遭う」 ということ。
✅ 「新電力=安い」はもう古い!
✅ 「コストの内訳」をチェックしないと、高くなることがある!
✅ 「市場価格の影響を受けやすいプランは要注意!」
自分に合った電力会社を探すなら「比較サイト」を使うのが確実!
電力会社の料金体系は、頻繁に変わります。
「燃料費調整額の上限が変わった」「新しい調整費が追加された」「特典が終了した」など、目まぐるしく更新されていく中で、すべての会社を自分で調べるのはかなり大変です。
そこで活用したいのが、電力会社の比較サイト「エネチェンジ」!
- 地域と世帯情報を入力するだけで、料金シミュレーションがすぐできる
- キャッシュバックやポイントなど、特典も比較しながら選べる
- 上場企業が運営しており、信頼性も高い
- 切り替えもWeb上で完結!
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今すぐエネチェンジで最適な電力プランをチェックして、電気代を節約しましょう!
✅【補足】電力会社の切り替えで注意すること
- 切り替えには数週間〜1ヶ月程度かかることもある
- 解約違約金が発生するプランもあるので、契約条件は要確認
- 申し込みはエネチェンジ内で完結させることが成果対象の条件です
(「公式サイトに進む」から先は成果対象外)
💡 まとめ:安さだけで選ぶと、損をする
ここまで、私の実体験をもとに「新電力に乗り換えたら電気代が高くなった理由」と、「どうすれば失敗せずに電力会社を選べるのか?」を解説してきました。
最後に、大事なポイントを振り返っておきましょう。
- 電気代は「基本料金+単価」だけでは決まらない
→ 見えないコスト(調整費など)が大きく影響 - 使用量が多い家庭ほど、調整費の影響を受けやすくなる
- 大手電力 vs 新電力は、「料金体系の構造」が違う
→ 電気の使い方次第で有利・不利が入れ替わる - 調整費の仕組みを理解することが、失敗しない選び方の第一歩
- 「安い!」と思っても、その料金は“条件付きの安さ”かもしれない
⭕️読者タイプ別・おすすめの選び方
あなたのライフスタイルによって、最適な選択肢は異なります。
タイプ | 向いている選び方 |
---|---|
使用量が少ない人(単身・共働き夫婦など) | 単価重視の新電力でもOK |
使用量が多い人(ファミリー世帯など) | 調整費上限のある大手電力が有利 |
料金の仕組みを理解している人 | 市場連動型などで節約を狙うのも◎ |
短期で特典だけ活用したい人 | キャッシュバック重視のプランもアリ |
✅ 最後に
安さは魅力です。でも、「なぜ安いのか」「どんなリスクがあるのか」を知らずに契約してしまうと、あとから後悔することになります。だからこそ、“今の自分に合った選択”ができるように、仕組みを理解することが大切。
この記事が、あなたの電力会社選びの参考になれば嬉しいです!
ではでは、またねー!
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